美味しいごはんの炊き方
1.炊飯器の汚れがないかチェックする。
炊飯器(内釜・内蓋等)の汚れや洗い残し、または肉類・魚類の汁がついた状態でコメに触れると、雑菌の繁殖を招き、ごはんの炊き上がりに変色、異臭が発生することがあります。
台所の清掃や調理者の清潔さにもご注意してください。
2.コメの量を正確に計る
コメの計量は重要なポイントの1つです!
計量カップでコメの量を計る際、毎回一定の量で計ることで美味しいごはんが炊けます。
計量にバラつきがあると炊き上がりに差が生じるので、コメの量を毎回統一して正確に計りましょう。
※計量カップ1杯=1合(150g)
おこめの豆知識
- ・米一合は約150グラム→330グラムのご飯
- ・米一升は約1.5キログラム→3.3キログラムのご飯
米はご飯にすると重量で2.2倍、目方(容積)で2.5倍
弁当では少なめでご飯150グラム(生米68グラム)
多めでご飯250グラム(米114グラム)
3.コメの洗い方
- 1.ボウル等に正確に計量したコメを入れ、水をたっぷりと加える。
- 2.かるくかき混ぜ、濁り水を捨てる
※1回目の水はコメにぬか臭さを吸収させないために、すぐに捨てることをオススメ!
2回目以降は水を入れ、10回程度かき混ぜる作業を2~3回繰り返しましょう。
※洗いすぎるとコメに含まれる栄養素(デンプン等)の流失や、コメが割れる原因となりますので注意しましょう。
4.水加減と浸漬時間
水加減は炊飯器の目盛りに合わせて入れてください。
※水の分量は、コメの分量と同じくごはんの炊き上がりを左右する重要なポイントです。
目盛より水を多くすると「やわらかめ」、少なくすると「硬め」に炊き上がりますので、メニューに合わせご自身で調整することをオススメします。
浸漬時間は最低30分漬けることで、より美味しく炊き上がります。
浸漬後、炊飯器のスイッチを押して炊き上がりまでお待ちください。
5.蒸らし・ほぐし
現在市販されている炊飯器には「蒸らし」機能がついています。
※蒸らし機能がついていない場合は、保温の状態で約15分蒸らしを行います。
蒸らしの後は、ごはんの粒を潰さないようしゃもじを差し込み、全体が混ざるようにほぐしましょう。